令和ロマンがM-1グランプリ2023優勝で話題となっています。この記事では令和ロマンのプロフィール、コンビ名・芸名の由来、結成秘話、代表的な漫才ネタ、SNSの反応をまとめています。
概要
令和ロマンは「M-1グランプリ2023」で優勝したことで脚光を浴びました。この大会は漫才師日本一を決めるイベントで、今年は東京・六本木のテレビ朝日で開催されました。令和ロマンは、史上最多となる8540組のエントリーの中から優勝し、19代目のチャンピオンとなりました。
この大会での彼らの優勝は、吉本興業にとって3年ぶりのM-1グランプリ王者となるもので、非常に激しい最終決戦が行われました。最終的に令和ロマンはヤーレンズを4票対3票で下しました。また、令和ロマンは来年のM-1グランプリでの連覇に向けて意欲を見せています。
このブログでは過去にM-1グランプリ2023の審査員についての内容やSNSの反応をまとめました。
令和ロマンのプロフィール
令和ロマンは、髙比良くるまと松井ケムリによって結成されたお笑いコンビです。彼らは吉本興業東京本社に所属しており、2018年に結成されました。当初のコンビ名は「魔人無骨」でした。コンビでは、髙比良がボケを、松井がツッコミを担当しています。彼らは漫才の際、向かって左側に髙比良、右側に松井が立ちます。
高比良くるま
- 芸名/本名: 髙比良 くるま(たかひら くるま) / 髙比良 直樹(たかひら なおき)
- 生年月日: 1994年9月3日
- 年齢: 29歳(記事作成時点)
- 出身地: 東京都練馬区
- 血液型: O型
- 身長/体重: 173 cm / 65 kg
- 趣味: ビールを飲むこと、自転車
- 特技: ラグビー、人生相談
- 学歴: 慶應義塾大学文学部中退
- 経歴:
- 松井ケムリと「魔人無骨」というコンビを結成(2015年)
- NSC東京校へ入学(2017年)
- NSCライブで優勝し、NSC大ライブTOKYO2018で主席(2018年)
- コンビ名を「令和ロマン」に改名(2019年)
- 「NHK新人お笑い大賞」で大賞受賞(2020年)
- 「M-1グランプリ2023」で優勝(2023年)
- その他:
松井ケムリ
- 芸名/本名: 松井ケムリ / 松井浩一(こういち)
- 生年月日: 1993年5月29日
- 年齢: 30歳(記事作成時点)
- 出身地: 神奈川県
- 身長/体重: 173cm / 90kg
- 学歴: 慶應義塾大学法学部卒業
- 経歴:
- 高比良くるまとコンビ「魔人無骨」を結成(2015年)
- NSC東京校で勉強、NSC大ライブTOKYO2018で優勝(2018年)
- コンビ名を「令和ロマン」に改名(2019年)
- 「M-1グランプリ2023」で優勝(2023年)
- その他:
名前の由来
コンビ名の由来
彼らが結成したコンビの初期名「魔人無骨」は、「人間無骨」から着想を得ており、エゴサーチ(自分の名前や関連情報をインターネット検索すること)しやすくするために「人間」から「魔人」に変更したものです。このコンビ名を提案したのは高比良くるまでした。
しかし「魔人無骨」という名前で活動していましたが、「怖い」「読めない」といった否定的な意見が多かったため、改名を検討しました。この改名の決定には、トレンディエンジェルのたかしや徳井さん(平成ノブシコブシ)からのアドバイスが影響しています。
2019年4月1日の夜、高比良くるまさんがTwitterアカウントで、新元号「令和」が発表された初日の5月1日からコンビ名を「令和ロマン」に変更することを発表しました。これにより、新しい時代の始まりとともに、彼らのコンビも新しい名前で新たなスタートを切ることとなりました。
また、コンビ名「令和ロマン」には、「元号『令和』を屋号にして、キタやミナミなど2人の出身地・大阪で培った上方のお笑いを、日本全国、北から南までたくさんの方々に届けられるよう」という意図が込められています。この名前は、「喜び多く、皆(みな)実る」という掛詞にもなっていることが示されています。
このように、令和ロマンのコンビ名は、時代の変化への対応、芸人としての進化、そして幅広い層へのお笑いの提供という複数の意味を持つものとなっています。
芸名の由来
- 高比良くるま: 本名は高比良直樹です。彼の芸名「くるま」は、自動車免許を持っていなかったことから名付けられました。
- 松井ケムリ: 本名は松井浩一です。彼の芸名「ケムリ」は、ヘビースモーカーであることに由来しています。
結成秘話
- コンビ結成の動機: 高比良くるまさんは、「愛らしい人が横にいると、芸人としてかわいがってもらえるかな」と考え、太った人とコンビを組むことを望んでいました。彼は大学時代に所属していたお笑いサークルで最も太っていた松井ケムリさんを相方として選びました。当時、ケムリさんはバンドサークルに注力しており、お笑いサークルでは大会に出演する程度でした。お笑いサークルでケムリさんと組んでいた他のメンバーがお笑いを辞めた際、「これはまずい」と焦ったくるまさんがケムリさんを誘いました。
- コンビ「魔人無骨」の結成: 令和ロマンは、慶應義塾大学のお笑いサークル「お笑い道場O-keis」の先輩後輩として出会いました。ケムリさんが3年生、くるまさんが2年生の時、ある飲み会の席でふと2人だけになり、その場でコンビを結成しました。当時、彼らは既にプロの芸人を目指していました。また、大学時代にはお笑いサークル日本一を決める「NOROSHI」にも出場しています。
代表的な漫才ネタ
- 戦国:戦国時代の合戦を特徴的なキャラクター達で再現するネタ。くるまさんの演技力とケムリさんの的確なツッコミが特徴です。
- 子ども:松井ケムリさんの小学生時代をくるまさんが再現。くるまさんが元気でおバカな小学生を演じる内容です。
- 冷蔵庫:ものづくりが好きなくるまさんが、下町の町工場のストーリーを披露するネタ。
- ちびまる子ちゃん:国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」を元にしたネタ。大人から子どもまで楽しめる内容です。
- ドラえもん:M-12022の一回戦を通過したネタ。ボケのセンスが秀逸とされています。
- エヴァンゲリオン:M-12022の3回戦で披露されたネタ。2023年1月時点でYoutubeに上がっている最新のネタです。
SNSの反応
喜びと賞賛
- 「嬉しいのかよ」
- 「令和ロマン、M1グランプリ 優勝おめでとうございます」
感動と驚き
- 「ヤーレンズと令和ロマンが交互に上がっていったときの会場の沸きが気持ち良すぎる」
- 「令和ロマンのエリート人生に感動」
- 「令和ロマンおめでとうすぎ エグいエグすぎる」
戦略と評価
- 「結成6年目でM1初決勝、トップバッターを引くも最終決戦3位通過」
- 「令和ロマン→『トップバッターでも優勝できる』」
まとめ
令和ロマンの「M-1グランプリ2023」優勝は、漫才界における大きな節目となりました。8540組の中から頂点に立ち、吉本興業にとって3年ぶりのM-1チャンピオンを獲得した彼らは、今後も漫才界のトップを目指しています。令和ロマンの髙比良くるまと松井ケムリは、慶應義塾大学のお笑いサークル出身で、彼らのユニークな芸風は多くのファンから支持されています。SNSでは、彼らの勝利に対する喜びや賞賛、感動の声が多く寄せられており、彼らの今後の活躍に期待が高まっています