概要
宝塚歌劇団星組の公演『ME AND MY GIRL』において、ジョン卿という役が話題になっています。公演ラインアップ【博多座公演】は2023年10月~11月に行われる予定です。主演は水美舞斗(専科)/暁千星、舞空瞳。主役のビル役及びジョン卿役で、水美舞斗と暁千星による役替わりが行われます。
ME AND MY GIRLについて
宝塚歌劇団星組のミュージカル『ME AND MY GIRL』は、L.アーサー・ローズとダグラス・ファーバーによる作詞・脚本、ノエル・ゲイによる作曲で、スティーブン・フライとマイク・オクレントが改訂に貢献しました。日本では小原弘稔が脚色し、三木章雄が演出を担当しています。
この公演は2023年10月9日から11月2日まで福岡県の博多座で行われました。チケットの価格は、S席が12,500円、A席が9,300円、B席が6,700円、C席が4,000円です。
『ME AND MY GIRL』は1930年代のロンドンを舞台に、下町で育った名門貴族の世継ぎ、ウイリアム(ビル)の成長と、彼の恋人サリーとのロマンティックな恋物語を描いた作品です。この物語は、ビルとサリーの身分違いの恋愛を中心に、コミカルな要素と共に展開されます。作品全体を通して歌とダンスのシーンが多く、歌唱力のある生徒たちが迫力をもって演じています。若手の生徒にも多くの見せ場があり、ロンドン貴族の華やかな衣装も見どころの一つです。ビルとサリーを取り巻く周囲の人々の人柄も温かく描かれ、物語は心温まる展開を見せます。
ジョン卿役について
宝塚歌劇団星組の『ME AND MY GIRL』におけるジョン卿役は、水美舞斗と暁千星によって交互に演じられました。この公演は、宝塚歌劇団によって10月9日から福岡の博多座で上演されることが発表されました。水美舞斗は「専科」への異動が発表され、暁千星は星組の一員として、主役のビルとジョン卿を交替で演じます。
【2023年10月18日追記】
暁千星によるジョン卿の演技は、10月18日に行われました。元々可愛らしい顔立ちの暁千星が、ジョン卿をどのように演じるかについての期待は高かったですが、彼の演技は非常に印象的でした。彼の発声やセリフの回し方は、役の年齢を表現するために工夫されており、時に腰を押さえたり足を引きずるような動きで、年配の雰囲気を出していました。彼のジョン卿は、立ち姿も美しく、将来的なトップスターの姿が垣間見えた瞬間でした。
一方、10月17日の公演では、水美舞斗がジョン卿を演じました。彼のステージプレゼンスと雰囲気から、ジョン卿役が非常に似合っていると感じられました。特に、この役は彼にとって初めての特出であり、他の組員との芝居での絡みも初めての試みでしたが、その演技は大きな成功を収めました。水美舞斗も暁千星も、それぞれの個性を活かしつつ、どちらの役も見事にこなしていました。
また、別のレビューでは、暁千星のジョン卿の描写が、「ダンディー」で低音の声とお髭の姿が非常に似合っていると評されました。ジョン卿はビルやサリーの気持ちに寄り添う優しい紳士として描かれ、マリア公爵夫人との関係も成熟した恋愛を感じさせました。この演技は、最終シーンで多くの観客を感動させたと言われています。
これらのレビューは、宝塚歌劇団の俳優たちが『ME AND MY GIRL』のジョン卿というキャラクターを見事に生き生きと演じ、観客に強い印象を残したことを示しています。
SNS上での反応
SNS上では、ジョン卿に関する様々な反応が見られました。以下に一部をまとめます。
- 「ビルとジョン卿役替わりが初めて聞くパターン」
- 「見たことがある気がする」
- 「路線にジョン卿をやらせるの、完全にぴーちゃんとれいちゃんが道を作ってしまった」
- 「マイティーの主演(でいいのか?)を喜んでる場合じゃなくなったじゃないか。マイティーとありちゃんの組み合わせ楽しみだけど、どっちもジョン卿の方が似合うフォルムだな」
【2023年10月18日追記】
- 「本当にどちらも大好き」
- 「フィナーレも素晴らしい」
- 「愛がいっぱいのミーマイを観れて大好きなみなみさんのビルとジョン卿に出会えて本当に幸せでした」
- 「水美舞斗ビルのパワフルさに引っ張られ、舞空瞳と小桜ほのかも一層パワフルになったように感じた。」
- 「暁千星はビルもジョン卿もカッコよすぎて…マイティのジョン卿は第1幕からビルに協力する雰囲気あり、小桜の尻に敷かれる感満載で庶民的」
結論
宝塚歌劇団星組の『ME AND MY GIRL』公演は、特にジョン卿役で大きな注目を集めました。この公演は、2023年10月から11月にかけて福岡県の博多座で開催され、水美舞斗と暁千星が主役のビル役とジョン卿役を交替で演じるという特色がありました。ミュージカルは、L.アーサー・ローズとダグラス・ファーバーの作詞・脚本、ノエル・ゲイの作曲で構成され、日本版の演出は三木章雄が担当しました。
物語は1930年代のロンドンを背景に、名門貴族の世継ぎウイリアム(ビル)とその恋人サリーのロマンティックな恋物語を描いています。身分違いの恋愛を中心に、コミカルな要素を交えつつ展開される物語は、歌とダンスのシーンが多く、出演者たちの歌唱力と演技力が際立っています。特に、水美舞斗と暁千星のジョン卿役に対する演技は観客から高く評価され、それぞれの個性を活かした表現が印象的でした。舞台に対するSNS上の反応も様々で、特にジョン卿役に関する感想が目立ちました。
このように、『ME AND MY GIRL』公演は、宝塚歌劇団の高い演技力と物語性の豊かさを示すものとして、多くの観客に愛され、記憶に残る一作となりました。