プリキュア20周年を記念して、2023年秋に東京・大阪で上演される初の舞台化『Dancing☆Starプリキュア』The Stage。今回の舞台では、歴代のプリキュアとは異なり、男子高校生がプリキュアに変身し活躍するという斬新な試みが話題になっています。
概要
- 公演とテーマ: 『Dancing☆Starプリキュア』The Stageは、従来は困難に立ち向かう少女たちの物語を描いてきた「プリキュア」シリーズの20周年記念の一環として発表されました。
- 独自のストーリーライン: この舞台作品では、ダンスに情熱を注ぐ男子高校生たちの日常と、プリキュアとしての使命を描いたオリジナルストーリーが紹介されます。ダンスとアクションを組み合わせたこの物語は、新鮮で魅力的であり、プリキュアの世界の本質を捉えています。
- キャストとキャラクター: この作品では5人の男子プリキュアキャラクターが登場し、シリーズの通常のパターンからの大きな逸脱を示しています。田村升吾、滝澤諒、森田桐矢、寺坂頼我、小辻庵、和合真一などの注目のキャストが、それぞれのキャラクターと全体のパフォーマンスに独自の要素をもたらしています。
- ライブ配信と特別映像: U-NEXTにて独占ライブ配信が行われ、特定の公演が異なる形式で配信されました。昼の公演は全景映像、夜の公演はスイッチング映像で提供され、公演後にはキャスト出演の特別映像も配信されました。
スタッフ・キャスト
舞台のスタッフ
- 原作：東堂いづみ
- スーパーバイザー：鷲尾天
- キャラクターデザイン：川村敏江
- 脚本・演出：ほさかよう
キャスト
- キュアトップ / 星河 楽 役：田村升吾
- キュアロック / 夏目颯斗 役：滝澤 諒
- キュアソウル / 月宮爽々奈 役：森田桐矢
- キュアカグラ / 天弦晃雅 役：寺坂頼我
- キュアブレイク / 黒瀬舞人 役：小 辻 庵。
田村升吾のプロフィールや経歴など
プロフィール
- 名前: 田村 升吾（たむら しょうご）
- 生年月日: 1998年5月30日（25歳）
- 出身地: 栃木県
- 身長: 170cm
- 血液型: A型
- 職業: 俳優
- 活動期間: 2016年 –
- 事務所: SUI inc
- 趣味: 映画鑑賞、読書、サバイバルゲーム、温泉&猫カフェ巡り、ショッピング、遊戯王、サウナ
- 特技: 野球
- 性格: マイペースで自由人、天真爛漫。
主な経歴
- 2.5次元ミュージカルで注目されている若手俳優。
- 初主演作品は「ラブ米」のひのひかり役。
- ミュージカル「テニスの王子様」芥川慈郎役で初舞台。
- 映画「ちょっと待て野球部！」瀬川輝役で初映画。
- ドラマ「ダメな私に恋してください」伊勢航希役で初ドラマ。
- 2.5次元ミュージカル舞台「刀剣乱舞」にも出演。
キャリアのハイライト
- 田村さんの演技キャリアのハイライトには、ミュージカル「テニスの王子様」での芥川慈郎役（2.5次元デビュー）や「ラブ米」での主演が含まれます。
- 明るく天真爛漫な性格で、俳優仲間やファンを笑顔にすることが特徴です。
- 2.5次元ミュージカル「刀剣乱舞」の篭手切江役でさらに注目を集めました。
- 作品ごとに進化していく俳優としてのセンスが高く評価されています。
補足
滝澤諒のプロフィールと経歴など
プロフィール
- 名前: 滝澤 諒（たきざわ りょう）
- 生年月日: 1998年2月14日（25歳）
- 出生地: 神奈川県
- 身長: 174cm
- 血液型: O型
- 職業: 俳優
- ジャンル: 舞台、テレビドラマ
- 活動期間: 2008年 –
- 事務所: 株式会社deemade
- 趣味: 洋画鑑賞、筋トレ、岩盤浴
- 特技: クラシックバレエ、ダンス全般。
キャリアと経歴
- 劇団四季「ライオンキング」ヤングシンバ役でデビュー。
- 新感覚アイドルユニット「Hi!Superb」のRYOとしても活動。
- 2018年3月21日「六本木一丁目声優學園」卒業。
- 芸能事務所アミュレートと業務提携。
- 2019年11月30日には自身の公式YouTubeチャンネルを開設。
面白エピソード
- アルバイト経験: 滝澤さんはマンガ喫茶でアルバイトをしていたことがあります。シフト勤務以外の時間にはマンガ読み放題で、空いているブースを自由に使い、ドリンクバーも飲み放題でした。この経験は彼にとって非常に楽しかったようです。
- ツンデレシチュエーションの妄想: 滝澤さんはツンデレなキャラクターが好きで、特にバイト先でのツンデレな女性先輩に研修を受け、最終的に映画に誘われるという妄想を楽しんでいました。彼はこのような胸キュンシチュエーションについて詳細に語っています。
- 高校時代の思い出: 中学の記憶が明確であるにも関わらず、高校の思い出は「楽しすぎて」あっという間に過ぎたと話しています。彼にとって最も印象に残っているのは、朝の通学風景で、特に夏の汗まみれの状態が強く印象に残っているようです。
- 文学賞に向けた小説執筆: 滝澤さんの趣味は小説を書くことで、年に一回文学賞に応募するために一本の小説を書いています。彼のこの趣味はあまり知られていないようです。
- 座右の銘と性格: 「ずるいことをするな」という親からの教えを座右の銘としているようですが、時にはそれが難しいこともあると笑いながら話しています。
- 後輩からの評価: 後輩たちは滝澤さんを面白くて優しい先輩として見ています。彼は面白さを最優先にすることがあり、それが時に失敗につながることもあるそうですが、それが彼の魅力的な部分とされています。
- 卒業公演のパロディ脚本: 2019年の卒業公演で自分が書いたパロディ脚本が大うけし、その経験が彼にとって非常に印象深いものとなりました。この経験から彼は書けることを実感し、書きたいと思うようになったと述べています。
森田桐矢のプロフィールや経歴など
プロフィール
- 名前: 森田 桐矢（もりた とうや）
- 生年月日: 1997年4月19日（26歳）
- 出身地: 埼玉県
- 身長: 180cm
- 血液型: A型
- 職業: 俳優、モデル
- ジャンル: 映画、舞台、雑誌
- 活動期間: 2013年 –
- 事務所: ボックスコーポレーション
- 趣味: 音楽鑑賞、読書、パズル、料理
- 特技: スノーボード、バスケットボール、空手、ベース。
面白エピソード
- 代役としての活躍: 森田桐矢さんは、東京・サンシャイン劇場で上演された舞台『私のホストちゃん REBORN ～絶唱！大阪ミナミ編～』にて、キャストの急病による配役変更があった際、別役で出演予定だった森田さんが急きょ代役を務めました。開幕前日に代役が決まり、同日夜からほぼ寝ずに台本の暗記に取り組み、初日からの5公演を完璧に演じ切ったというエピソードがあります。この偉業にスタッフ一同が感動しました。
森田桐矢さんはその多才な才能とプロ意識の高さで、演劇界で注目されている俳優です。舞台だけでなく、映画や雑誌など多岐にわたる分野で活躍しており、今後の更なる活躍が期待されています。
寺坂頼我のプロフィールや経歴など
プロフィール
- 名前: 寺坂 頼我（てらさか らいが）
- 生年月日: 1999年12月26日（23歳）
- 出身地: 岐阜県岐阜市
- 身長: 175cm
- 体重: 56kg
- 血液型: AB型
- 職業: 俳優、タレント、歌手
- ジャンル: テレビ番組、舞台、映画
- 活動期間: 2014年 –
- 事務所: フォーチュンエンターテイメント
- 主な出演作品: ウルトラマントリガー（マナカ・ケンゴ役）、Dancing☆Starプリキュア（キュアカグラ役）。
面白エピソード
- 名前の由来: 「頼我」という名前は、父親がプロレスラーの獣神サンダー・ライガーが好きだったことと、「周りの人に頼られる我であれ」という意味から付けられました。小さい頃からヒーローや仮面ライダーに憧れ、俳優になりたいと思うようになりました。
- 特技: 特技はバク転、バク宙、アクロバット、暗記で、2021年にはテレビ番組「Sasuke」にチャレンジしたことがあります。Sasukeでは残念ながら1stステージ攻略はできずに脱落しましたが、終始笑顔で楽しそうに取り組む姿が印象的でした。
- 出身校: 寺坂さんは2018年3月に高校を卒業しましたが、具体的な高校名は明らかにされていません。しかし、ネクタイ着用、ローファー履用、写真部所属という条件から、岐阜市内の富田高等学校出身である可能性が高いと推測されています。高校時代は学校と芸能活動の両立が大変だったものの、先生方の支援を受けて卒業できたと感謝の言葉を述べています。
寺坂頼我さんは、その多才な才能と個性的なキャラクターで多くの人々に愛されています。舞台、テレビ、映画での活躍に加え、趣味や特技を通じて独自の魅力を発揮しています。
小辻庵のプロフィールや経歴など
プロフィール
- 名前: 小辻 庵（こつじ いおり）
- 生年月日: 2005年5月28日（18歳）
- 出身地: 福岡県
- 身長: 168cm
- 職業: 俳優
- 趣味: スケボー、アイロンビーズ（12歳の時点）
- 特技: 走ること（50m走7.6秒）、ダンス、球技
- 家族: 弟（10歳差）
- 出身中学: 不明（福岡県）
- 出身高校: 全日制から通信制に転校
- 事務所: フォーチュンエンターテイメント。
キャリアと活動
- 小辻さんは、名古屋を中心に活動するエンターテイメント集団ボイメンの弟分「ボイメンエリア研究生」のメンバーでした。
- 12歳から活動を開始し、現在は男性グループカラフルダイヤモンドのメンバーとして活躍しています。
舞台出演
ファンからの評価
小辻庵さんは若干18歳にして、俳優として舞台に立ち、アイドルグループのメンバーとしても活動している多才な若手芸能人です。舞台演技においては特に好評を得ており、今後のさらなる活躍が期待されています。
和合真一のプロフィールや経歴など
和合真一は1986年9月13日生まれ、東京都出身の俳優兼モデルで、ウイント株式会社の執行役員でもあります。彼の特技はグラフィックデザイン、イラストレーション、様々な声色を出すこと、写真撮影、映像制作、編集、そして自撮りです。趣味には舞台鑑賞、クラシック鑑賞、飲食店やカフェ、バー巡りが含まれており、お気に入りの店は900件以上にも及びます。
和合真一の母親は元女優で、彼自身も芸能界に興味がありましたが、自分にはできないと考えていた時期がありました。高校卒業後、ITベンチャーに就職し、7年間グラフィックデザイナーとして活躍しました。この期間には営業やプランナー、新規事業の立ち上げなども経験しました。しかし、将来に迷いを感じた彼は、芸能関係者との出会いをきっかけに芸能界入りを決意しました。
面白いエピソードとしては、和合真一は自身を「素材・商品」と考え、SNSを書類選考のように捉えています。自己プロモーションに時間を割く彼は、自撮りを「自分研究」と表現し、自分の良い面を引き出すためのスキルとしています。また、ストレスに対してはポジティブな考え方を持ち、ストレスがあると感じたら違うことを考えるよう努めています。彼のストレス発散法の一つはおうちカラオケです。
また、小学4年生の時以来、怒った記憶がないと述べており、彼のポジティブな性格がうかがえます。和合真一は自分を客観的に見ることができる点を自身の長所として挙げており、サラリーマンから俳優への転身を経て、自分自身を商品や商材として捉えることができると述べています。
彼は物事に縛られるのが苦手であり、俳優業にとどまらず、カメラやデザインなど様々な分野で活動していきたいと考えています。和合真一が自身を一文字で表すなら「愛」と答えており、愛を与える側でもあり、受け取る側でもありたいと語っています。
彼はコミュニケーション能力が高い一方で、根本的には人見知りで、寂しがり屋だとも述べています。インテリアデザインにも情熱を持ち、特に「タリアセン2」というフランク・ロイド・ライトの作品がお気に入りで、自宅のインテリアをそれに合わせています。睡眠時の服装については、健康のために何も着ないことが多いと話しています。人間観察が好きで、人とのご縁を大切にしている一方で、料理は得意ではなく、シンプルなものを作ることが多いと述べています。
SNS上での反応
Twitterでは、以下のような反応が寄せられています。
- 舞台化に対する驚きや興味
- 男子プリキュアに賛成・反対の意見が交差
- 男子プリキュアの先駆けとして美男高校地球防衛部の存在が話題に
- プリキュア20周年には、オトナプリキュアなど様々な試みがあることへの評価
賛成派の意見
- 男子プリキュアが新境地を開拓している
- 舞台での男子プリキュアはイケメン揃いで見栄えが良い
- 男子プリキュアが登場することで、新しいファン層を獲得できる
反対派の意見
- 男子プリキュアはプリキュアの趣旨から外れている
- 幼女たちがターゲットのはずが、大人向けにシフトしている感じがする
- 舞台での男子プリキュアがアニメの登場キャラクターに影響を与えるのではないかとの懸念
まとめ
『Dancing☆Starプリキュア』The Stageは、プリキュアシリーズ20周年を記念して制作された斬新な舞台作品です。この作品の特徴は、ダンスに情熱を注ぐ男子高校生たちがプリキュアに変身し、その日常と使命を追うオリジナルストーリーです。従来の少女たちの物語からの転換として、5人の男子プリキュアキャラクターが登場し、シリーズの新たな展開を示しています。キャストには田村升吾、滝澤諒、森田桐矢、寺坂頼我、小辻庵、和合真一などが含まれ、彼らはそれぞれの役に独自の魅力を加えています。公演はU-NEXTで独占ライブ配信され、昼夜の公演が異なる形式で提供され、キャスト出演の特別映像も放映されました。
この斬新な試みは、SNS上で様々な反応を呼び起こしており、男子プリキュアを支持する声や、従来のプリキュアのコンセプトからの逸脱を指摘する声などが見られます。また、男子プリキュアが新たなファン層を引き付ける可能性がある一方で、アニメのキャラクターに影響を与えるのではないかという懸念もあります。この舞台は、プリキュアシリーズの新たな道を開拓し、その多様性と進化を示しています。