アルツハイマー病の治療薬であるレカネマブの年間約298万円の保険適用が話題となっています。このブログでは、レカネマブの保険適用とそれに対するXの反応を詳しく解説します。
レカネマブとは?
- 保険適用の承認:2023年12月13日、中央社会保険医療協議会(中医協)は、アルツハイマー病の治療薬レカネマブ(商品名レケンビ)への公的医療保険適用を承認しました。
- 薬価: この薬の費用は、患者1人あたり年間約298万円に設定されています。
- 開発者:レカネマブは、日本の製薬大手エーザイとアメリカのバイオジェンが共同で開発しました。
- 薬の仕様:レカネマブは、ヒト化抗ヒト可溶性アミロイドβ(Aβ)凝集体モノクローナル抗体で、200mg及び500mgの点滴静注用として提供されます。
- 臨床への影響:アルツハイマー病の原因物質に直接働きかけるこの薬に対して、患者の間で期待が高まっています。
レカネマブはアルツハイマー病の治療薬です。根治薬ではありませんが、病気の進行を遅らせる効果が期待されています。この進展は、日本におけるアルツハイマー病の治療において重要な一歩となり、患者やその家族に新たな希望をもたらしています。
Xの反応: 主な意見
- 吉報と喜ぶ声: 患者や家族にとっては嬉しい知らせであるとの意見があります。
- 「賛否両論あるようだが、患者さんやそのご家族にとっては吉報」
- 「認知症で苦しむ患者さん、そのご家族の為に頼むぜ」
- 費用に対する懸念: 年収400万円程度の現役世代が支払う保険料が、高額なレカネマブの費用に使われることに対する不満が見られます。
- 「年収400万で手取り300万です。1年間現役世代が汗水たらして必死に働いたお金が、 80代・90代の認知症を半年~1年、10~30%緩和するためだけにポンポン消えてしまう。」
- 「受けたいなら自費にすべき!!」
- 「俺らが高い金を払っている保険適用で高額治療申請制度が使えるだって??」
- 「まさか、… 老化現象に年298万円(大爆笑)」
- 「え???レカネマブ承認ってマジで??保険適用ってマジで???使い続けると年間200万を余裕で超えてくる薬だよね?????は???」
- 「これは全力で自費にすべき こんなことで医療費使いすぎると、必要な薬の薬価下げたり、診療報酬下げたりしなくてはいけなくなりますよ。 」
- 効果への疑問: レカネマブは症状の進行を遅らせる可能性があるものの、症状を改善するわけではないため、その効果に疑問を抱く声もあります。
- 「レカネマブは認知症の進行を抑えるだけで根本薬ではない。…」
- 「「症状を改善」ではなく、 「症状悪化を抑えるかも?」に賭けて 年間298万円?? 」
- 「国民から徴収した保険料や公費が、わずか27%の患者の症状悪化を抑制する可能性があるだけの薬に使われることを、もっと真剣に考えないといけないと思う。」
- 「毎度の如く過大評価しまくった効果が“進行を遅らせる()” 毎度の如く過小評価しまくった副作用が“脳浮腫や脳出血”」
- 医療費の分配に関する懸念: 高額な医療費を全体で負担することに対し、その妥当性に疑問を投げかける意見があります。
- 「自費と保険適用の線引きを改めて考え直した方が良いと思います。 もちろん新薬の開発は素晴らしいですが、高額医薬品の費用を皆で負担すべきかと考える人がどれほどいるのでしょうか。」
- 高齢者への処方に関する意見: 一部では、高齢者へのレカネマブの処方について批判的な意見も見られます。
- 「高齢者にこのゴミ処方する医療機関はリストアップして晒し上げてくれ」
- 「老化現象に保険適用するな!」
- 「はあ?? 妊娠出産は保険適用外なのに、生い先短い老人にどんだけお金注ぎ込んでんの?」
- 政治の利権ではないかと懸念する意見: 一部では利権ではないかと批判する意見も見られます。
- 「保険適用の医薬品じゃなければ絶対に売れない代物。 ありがとう。いい利権です。」
総括
レカネマブの保険適用は、アルツハイマー病患者とその家族にとっては朗報ですが、その高額な費用と効果に関しては、さまざまな意見が存在します。この薬の保険適用によって、現役世代の医療負担が増加し、また医療資源の配分についての議論が活発化することが予想されます。