ユニクロとシーイン

ユニクロ対シーイン提訴!模倣疑惑のショルダーバッグ事件の全貌

  • 2024年1月17日
  • 2024年1月18日
  • 生活

ユニクロ、シーイン提訴へ踏み切る – 模倣品販売が引き金

2023年12月28日、ユニクロは、ショルダーバッグの模倣品を販売したとして、中国発のファッション通販サイト「SHEIN(シーイン)」の運営会社などを東京地裁に提訴しました。この訴訟の主な理由は、ユニクロの人気商品「ラウンドミニショルダーバッグ」の形状を模倣した商品が不正競争防止法に違反するというものです。ユニクロは模倣商品の販売停止と、それによる損害の賠償を求めています​​​​​​​​。

シーインは2012年に中国で誕生し、現在はシンガポールに拠点を置いています。同社は若者を中心に人気が高く、流行の衣料を安価で販売していることで知られています​​。ユニクロの訴訟は、模倣品の問題に対して日本国内の大手企業が法的な手段に訴えた初の事例であり、商標やデザインの保護に関する重要な議論を呼び起こしています。

シーインの背景 – 中国発の急成長ブランドとは?

シーイン(SHEIN)は、許仰天(Chris Xu)によって2008年に中国南京市で設立されたオンラインファッション小売業者です。許はSEOエンジニアとしてのバックグラウンドを持ち、デジタル情報を活用したビジネスモデルを確立しました。当初はウェディングドレスに特化したビジネスを展開していましたが、成功しなかったため事業転換を重ね、レディースカジュアルウェアに焦点を移しました。2010年から「SheInside」というブランド名でヨーロッパ各国でオンライン店舗を開設し、2015年に「SHEIN」へとリブランドしました​​​​。

模倣品問題 – ユニクロだけでなく他ブランドも提訴

シーインは、ユニクロだけでなく、他の有名ブランドからも模倣品の販売に関して訴訟を起こされています。ステューシーやドクターマーチンなどの世界的な企業がシーインに対して著作権侵害で訴えを起こしており、このような模倣品の問題はファッション業界において深刻です。例えば、アーティストのマギー・スティーブンソンは、彼女の作品がアーバン・アウトフィッターズやセフォラで販売されているにもかかわらず、シーインで廉価で販売されているとして著作権侵害で訴えを起こしました​​。

また、クロムハーツは商標権侵害でシーインを提訴し、最高約2億9200万円の賠償を求めています​​。H&Mグループも、著作権侵害の問題でシーインに法的措置を取っています​​。

シーインは、その低価格戦略の背後に劣悪な労働環境や人権侵害があるとの指摘も受けています。窓や非常口のない労働環境や長時間労働、健全な労働規制の非遵守など、多くの問題が報告されています​​。

これらの訴訟問題は、シーインの急速な成長と競争力の背後にある倫理的および法的課題を浮き彫りにしています。

シーインにとっての影響 – 今後のビジネスへの波及効果

シーインは、ユニクロや他の有名ブランドからの訴訟に直面していますが、これらの法的トラブルは同社のビジネスにどのような影響を及ぼしているのでしょうか。

シーインはこれらの訴訟に対し、「侵害に関するすべての申し立てを真摯に受け止め、正当な知的財産権の所有者からの申し立てには迅速に対応している」とコメントしています。また、シーイン側はこれらの訴訟について自分たちを精力的に弁護していく意向を示しています​​。

しかし、これらの訴訟に対処するために多くの時間とリソースを費やす必要があるだけでなく、企業評価の低下という形で悪評にも対応する必要があります。特に、新規株式公開(IPO)を目指すシーインにとっては、訴訟問題が評価を下げる要因になりかねません​​。

また、米議員の超党派諮問委員会は、シーインの中国での労働慣行について問題視しており、米国での免税措置適用や個人情報漏洩についても懸念を表明しています​​。シーインは、製造業務が環境や人間に悪影響を与えているという憶測を抑えようとした施策が裏目に出ているとも指摘されています。

これらの法的、倫理的問題は、シーインの今後のビジネス展開に重要な影響を及ぼす可能性があり、同社はこれらの課題にどのように対応していくかが重要になってきます。

世間の反応:批判の声

SNS上では両社に対する批判の声が多く見られます。以下はコメントの一例です。

SHEINに対する批判的コメント

  1. 「早く潰した方がいい。アメリカ出てこないかな、Huaweiみたいに潰さないとダメ」
  2. 「SHEINといえば、ウイグルの収容所で強制労働の疑惑もある。」

ユニクロへの皮肉または批判

  1. 「???えーと万引き常習者が連続強盗犯を訴えるみたいなこと?」
  2. 「柳井 正さん、中国にどっぷり浸かっていて、今頃気が付くとは間抜けですね、」
  3. 「そもそもユニクロの商品に特別オリジナリティがないのに提訴?」
  4. 「UNIQLOに限らず、その他デザイナーのパクリも多くて問題になっています」

その他のコメント

  1. 「錦鯉のまさのりさんが昨日の夜「ユニクロがSHEINを提訴」のネットニュースに「錦鯉」てリプしてたのまだおもろい」
  2. 「中国が国内の資本市場強化するらしいから日本株買えなくなるかなってのとユニクロがSHEIN提訴するらしいから不買運動あるかもと思って日経平均先物ショートしてみた」
  3. 「ようやく。ユニクロだって真っ白ではないとは思いつつ、これまでSHEINにイラストや意匠をパクられていた個人クリエイターの方々が裁判で戦うって金銭的にも戦略的にもかなり厳しかったと思うから、ちゃんと勝って前例を作って欲しいな。」

消費者への影響 – 模倣品を見分けるポイント

消費者が模倣品を見分けるためには、以下の点に注意することが重要です。

  1. 製品の質と仕様を確認する:
    • 実際の商品と模倣品は品質や細かな仕様で違いが出ることがあります。製品の素材、重量、寸法などを正規品と比較し、違いを見分けます。
  2. パッケージングとブランドのロゴをチェックする:
    • 模倣品はしばしばパッケージやロゴに細かな誤差があります。公式のロゴデザインとの違いを注意深く確認しましょう。
  3. 販売元の信頼性を確認する:
    • 正規品を扱っている信頼できる販売店や公式オンラインストアから購入することが重要です。
  4. 価格を疑う:
    • 通常価格より著しく安価な場合は、模倣品である可能性が高いです。
  5. レビューと評価を確認する:
    • 購入前に他の消費者のレビューや評価を確認し、商品の信頼性を判断します。
  6. セキュリティ機能の存在を確認する:
    • 正規品はしばしば特殊なセキュリティ機能(ホログラム、特殊インキ、QRコード等)を持っています。これらの機能を確認しましょう​​。
  7. 海外からの直接購入に注意する:
    • 海外からの直接購入はリスクが高いことがあります。商品が税関で模倣品と判断されると没収されることがあります​​。

まとめ

ユニクロが中国発のファッション通販サイト「SHEIN」を提訴した件について、その要点は以下の通りです。ユニクロは、自社の「ラウンドミニショルダーバッグ」の模倣品を販売したとして、シーインの運営会社を不正競争防止法違反で東京地裁に提訴しました。これは、日本の大手企業が模倣品問題で法的手段に訴えた初の事例であり、商標やデザイン保護の重要な議論を呼んでいます。

シーインは2008年に中国南京市で設立され、若者向けの流行の衣料を安価で販売していることで知られています。しかし、ユニクロだけでなく、他の有名ブランドからも著作権侵害などで訴えられています。この問題はファッション業界全体にとって深刻であり、シーインの低価格戦略の背後には劣悪な労働環境や人権侵害の問題も指摘されています。

これらの訴訟はシーインにとって大きな影響を及ぼしており、特に新規株式公開(IPO)を目指す同社にとっては評価を下げる要因となる可能性があります。シーインはこれらの訴訟に対して自己を弁護する姿勢を示していますが、企業の評価低下や法的・倫理的問題への対応は今後のビジネス展開に重要な影響を与えるでしょう。

SNSでは、シーインへの批判的コメントやユニクロへの皮肉や批判が見られます。消費者が模倣品を見分けるためには、製品の質や仕様、パッケージング、販売元の信頼性、価格、レビューと評価、セキュリティ機能の確認が重要です。また、海外からの直接購入はリスクが高いため注意が必要です。

ユニクロとシーイン
最新情報をチェックしよう!
>おもしろトレンドニュースを解説「とれにゅー」

おもしろトレンドニュースを解説「とれにゅー」

明日誰かに言いたくなる面白いトレンドニュースをまとめて解説・発信しています。皆様にいち早く・世論を交えて・わかりやすくトレンド情報をお伝えすることを目指しています。世論の一部はX情報を参照しているため内容に誤りがある可能性もあるので、些細なことでも気が付いたことがあればご報告いただけると幸いです。ご要望も、バグ報告も喜んで承っております!

皆様にとって役に立つサイトを目指しております。どうか皆様のお力をお貸しください。よろしくおねがいいたします。

CTR IMG