ダイハツの車

2024年最新!ダイハツ工業不正問題の全貌と顧客への影響

  • 2023年12月21日
  • 2024年1月25日
  • 生活

この記事は2024年1月25日に最新情報に更新しています。

ダイハツ工業不正問題の概要

  1. ダイハツ工業は、必要な衝突試験を行わずに不正なデータを使用して国の認証を取得していたことが発覚しました。当初、この不正が行われていたのは6車種とされていましたが、その後の調査で不正が行われていた車種がさらに拡大したことがわかりました​​。
  2. この不正は174件、ダイハツ工業が64車種に関して行っていたもので、これを受けて同社は国内外の全車種の出荷を停止することを発表しました​​​​。
  3. さらに、ダイハツ工業によるこの不正は1989年から行われていたことが明らかになり、2014年以降はその件数が増加していたとの報告があります​​。

ダイハツ工業の過去の不正や全車種出荷停止発表を受けてのユーザーの反応は下記をご参照ください。

記者会見の内容

  1. 不正の発表と謝罪: ダイハツ工業は、国の認証取得に関する不正で新たに174件の不正が発見されたことを発表しました。これはダイハツ工業が64車種に関して行っていたものになります。これに伴い、国内外のすべての車種の出荷が停止されました。奥平総一郎社長は記者会見で、「お客様の信頼を裏切ることとなりおわび申し上げます」と顧客の信頼を裏切ったことに対して謝罪しました​​。
  2. 不正の具体的内容: 不正は衝突試験や排ガス、燃費の試験に及び、装置の不正な加工や交換、速度の改ざんなどが含まれていました。エアバッグのタイマー作動や助手席側の試験結果の使用なども不正行為に含まれています。
  3. 不正の原因: 第三者委員会の調査により、不正は過度にタイトで硬直的な開発スケジュールの中で行われ、「認証試験は合格して当たり前」という強烈なプレッシャーがあったことが原因であると指摘されました。また、奥平社長は「認証を軽視していると指摘されてもしかたがない不正が行われています。その行為をうみ出す環境を作った責任は経営陣にあり、自動車メーカーとしての根幹を揺るがす事態であると大変重く受け止めています」と述べ、不正行為は主に経営幹部の責任であると述べています​​。また、短期開発のプレッシャーや経営幹部のリスク感度の鈍さ、組織風土の問題などが原因とされています​​​​。
  4. 再発防止策と経営責任: 第三者委員会は、経営幹部が全従業員に対して深い反省と出直しの決意を表明すること、不正行為の原因として指摘された開発スケジュールの見直し、チェック体制の構築、従業員教育の強化、管理職の現場への関与強化などの再発防止策を提言しました​​。また経営責任については、奥平社長は「まずは足もとの問題を第1に対応していきたい。再発防止についてある程度道筋をつけるために力を発揮して、それをもってまずは責任とさせていただきたい」と述べました。

不正車両一覧

現行生産/開発中の車種・エンジン

  • ミラ イース(ダイハツ)
  • ピクシス エポック(トヨタ)
  • プレオ プラス(SUBARU)
  • タント(ダイハツ)
  • シフォン(SUBARU)
  • タフト(ダイハツ)
  • ムーヴキャンバス(ダイハツ)
  • コペン(ダイハツ)
  • コペン(トヨタ)
  • ハイゼット カーゴ(デッキバン含む)(ダイハツ)
  • アトレー(デッキバン含む)(ダイハツ)
  • ピクシス バン(トヨタ)
  • サンバー(バン)(SUBARU)
  • ハイゼット トラック(ダイハツ)
  • ピクシス トラック(トヨタ)
  • サンバー トラック(SUBARU)
  • ロッキー(ダイハツ)
  • ライズ(トヨタ)
  • レックス(SUBARU)
  • トール(ダイハツ)
  • ルーミー(トヨタ)
  • ジャスティ(SUBARU)
  • グランマックス(ダイハツ)
  • タウンエース(トヨタ)
  • ボンゴ(マツダ)
  • プロボックス(トヨタ)
  • ファミリア バン(マツダ)
  • 1KR-FE原動機(エンジン=搭載車種:ダイハツ トール/トヨタ ルーミー/SUBARU ジャスティ)

生産終了仕様(現在生産しているモデルでは使用していない仕様)

  • ミラ イース(ダイハツ)2017/5~2018/8
  • ピクシス エポック(トヨタ)2017/5~2018/8
  • プレオ プラス(SUBARU)2017/5~2018/8
  • コペン(ダイハツ)2014/6~2019/9
  • ロッキー(ダイハツ)2019/11~2021/10
  • ライズ(トヨタ)2019/11~2021/10
  • トール(ダイハツ)2016/11~2020/8
  • ルーミー(トヨタ)2016/11~2020/8
  • ジャスティ(SUBARU)2016/11~2020/8

生産終了車種

  • ミラ トコット(ダイハツ)2018/6~2023/12
  • ブーン(ダイハツ)2016/4~2023/12
  • パッソ(トヨタ)2016/4~2023/9
  • キャスト(ダイハツ)2015/9~2023/6
  • ピクシス ジョイ(トヨタ)2015/9~2023/6
  • ムーヴ(ダイハツ)2014/12~2023/6
  • ステラ(SUBARU)2014/12~2023/6
  • ムーヴ キャンバス(ダイハツ)2016/9~2022/6
  • ハイゼット (カーゴ)(ダイハツ)2020/9~2021/11
  • ピクシス バン(トヨタ)2020/9~2021/11
  • サンバー (バン)(SUBARU)2020/9~2021/11
  • ムーヴ コンテ(ダイハツ)2013/7~2017/1
  • ピクシス スペース(トヨタ)2013/7~2017/1
  • iQ(トヨタ)2008/11~2016/3
  • ハイゼットトラック(ダイハツ)1999/1~2011/11、2014/8~2020/8
  • ピクシス トラック(トヨタ)2014/8~2020/8
  • サンバー トラック(SUBARU)2014/8~2020/8
  • アプローズ(ダイハツ)1989/7~2000/4
  • KR-FE原動機(エンジン=搭載車種:ダイハツ ブーン/トヨタ パッソ)2016/4~2023/12
  • EF型原動機(エンジン=搭載車種:ダイハツ ミラ/ダイハツ ムーヴ/ダイハツ オプティ)1994/9~1998/9
  • 原動機(エンジン=搭載車種:ダイハツ アプローズ)1989/7~2000/4

今後の対応(2023年12月28日追記)

  1. 販売済みの車両に対して: ダイハツ工業は現時点で具体的な補償を行うといった対応は発表されていません。乗車や走行には問題がないとされており、ダイハツは顧客に安心して乗り続けてほしいと述べています​​。
  2. 新車の所有者に対して: 検査で不正が行われたが、その後の社内検査で合格点が出ているため、問題なく乗車可能であるとされています。中古車に関しては、ダイハツの所有権を離れているため、直接的な対応は考えられていないようです​​。
  3. 納車待ちの顧客に関して: 未生産の車両については監査中のため、いつ生産再開できるか未定です。生産済みの車両については、顧客との相談の上で決定されるとのことです​​。
  4. 海外向けの車両について: 各国の基準に満たされれば販売を再開する計画です​​。
  5. 工場停止期間: ダイハツ工業は2023年12月25日からすべての国内自動車工場の稼働を停止し、2024年1月いっぱいまで続く見込みです​​​​。【2023年12月28日追記】
  6. 納車に関して: 納車済みの約6万台の新車について、顧客が希望する場合は納車に応じるが、キャンセルの場合は各販売会社が個別に判断するとされています​​​​。【2023年12月28日追記】
  7. トヨタからの融資: 認証不正問題に対し、トヨタがダイハツの立て直しに全面的に支援する方針を示しており、キャッシュ融資枠を用意することが発表されました​​。【2023年12月28日追記】

ダイハツの不正問題による返金や補償金の支払いに関しては、現時点で期待されていないという見解があります​​。

トヨタ自動車の声明

トヨタ自動車はダイハツ工業の不正問題について、自動車メーカーとしての根幹を揺るがす事態と重く受け止めています。トヨタは2013年以降、小型車を中心にOEM供給車を増やしており、これらの開発がダイハツの負担となっていた可能性があるとし、ダイハツの認証業務の状況を把握できていなかったことについて深く反省しています​​。

トヨタ自動車は、ダイハツ工業による認証申請の不正行為の判明を受けて、該当する車種の出荷を一時停止することを決定しました。トヨタは、第三者委員会の調査の過程で、不正の恐れのある車種についてダイハツとともに安全性能・環境性能が法規基準を満たしているかを確認しています。また、トヨタとしても、ダイハツの再発防止に向けた調査に全面的に協力し、会社再生に向けた抜本的な改革が必要だと考えています。

奥平社長のコメント【2024年1月18日追記】

2024年1月16日に報道陣の取材に対して下記のようにコメントしました。

  • 報道陣の取材に対し、「ご心配、ご迷惑をおかけしたことを心よりおわびしたい。不正によって失われた信頼は大変大きい。原点に立ち戻り、小さい車を中心に据えた新しいダイハツを目指す」と話しました。
  • 不正が起きた原因については、「仕事の量を見誤ったかもしれない。我々がこなしうる仕事量に対して、過度に(仕事を)詰めすぎ、硬直的なスケジュールを変えられなかった。そういった環境や風土は、経営が醸成してきたもので、経営の問題だと受け止めている」などと述べました。
  • また、同社が報告した以外にも不正があったことについては、「不正だという認識がきちんとできていなかった部分にあったのではないか」と話しました。

ユーザーの反応

驚きと懸念の声

  • 「ダイハツが、トヨタの完全子会社になっていたのにも驚いたが、この会社、もしかして、なくなってしまう可能性も・・」
  • 「え?不正?なにそれおいしいの?車買ったばっかなんだけど( ゚∀゚)フハハ八八ノヽノヽノヽノ \」
  • 「かなり、大きな問題。「ダイハツ、不正は34年前から 。64車種で不正確認。出荷停止は国内外の全車種に拡大」」

他社への影響と比較

  • 「ダイハツが転けて、スズキとホンダがニンマリ…なんだけど、おそらくスズキもホンダも軽の生産は余裕無いはずなんで、結局の所中古車市場が活況を呈することになるのかと。」
  • 「風評で三菱自動車工業ばかり責めるなよ デリカ車種は良い車だよ」
  • 「思ったんだけど、、、トヨタの周りってトラブル起こさない??」

不正行為に対する批判

  • 「自工会なんて、どこもかしこも不正!不正!」
  • 「ダイハツ64車種で不正とか終わったな…」
  • 「利益求めすぎた結果…優先順位は品質が1番であるべき…」

リコールや対応に関する懸念

  • 「これでリコールってどうやって修正するんだろ「全車対策済ボデーに交換」とかものすごいことになる?」
  • 「我が家の旧型は大丈夫なのだろうかというかダイハツ、ダイジョウブなのか」
  • 「ダイハツさん、64車種で不正をやらかしてるけど、うちの子は対象外ですかね?」

国交省、3車種の型式指定取り消しへ【2024年1月16日追記】

型式指定取り消しの概要

国土交通省は2024年1月16日、特に悪質な不正を確認したとしてダイハツ・グランマックス、トヨタ・タウンエース、マツダ・ボンゴの3車種の型式指定を取り消す方針を固めました。道路運送車両法に基づく、異例の措置となります。さらに同省は、ダイハツの組織体制の抜本的な改善を求める「是正命令」を出すことも決めました。長年の不正横行の背景には、同社の企業体質に問題があると判断したとのことです。

型式指定取り消しとなるとどうなるか?:製造、販売ができない

  1. 製造・販売の影響: 型式指定取り消しにより、メーカーは特定の車種やエンジンの製造や販売を停止しなければならない場合があります。これには直接的な経済的損失が伴います。
  2. 信頼度の低下: メーカーによる不正行為が公になると、消費者やビジネスパートナーの信頼が大きく損なわれる可能性があります。ダイハツ工業の場合、不正行為が広範囲にわたり、経済産業省は同社に対し顧客・取引先への適切な対応と原因の徹底究明・再発防止策の実施を指示しました​​。
  3. 再認定の難しさ: 型式指定が取り消された場合、メーカーは再認定を受けるために厳格な基準を満たさなければなりません。これは時間とコストがかかるプロセスであり、メーカーの業績に影響を与える可能性があります​​。
  4. サプライチェーンへの影響: 生産停止はサプライチェーンにも影響を及ぼす可能性があり、サプライヤーや関連企業にも経済的な影響を及ぼすことがあります。

型式指定は大量生産に必要であるため、基本的には生産・販売ができないことが問題となります。一部ネット上では運転できなくなるとの記載もありますが、使用できなくなるわけではありません。車検に関しても、今回のダイハツの不正は車検の保安基準に直接関係するものではありません。そのため、型式指定取り消しに関わらず、通常通り車検の保安基準を満たしていれば、車検は通ります。

国土交通省による安全性の確認状況【2024年1月21日追記】

安全性の確認状況

  • 国土交通省は19日、5車種については安全基準に適合することが確認できたと明らかにしました。
  • これについて、ダイハツ工業は、「引き続き、国土交通省の指示に基づき、必要な対応を行っていくとともに、お客様の日々の生活をお支えするクルマとして、お乗りいただくお客様に信頼いただけるか、丁寧に確認してまいります」とコメントしました。

出荷停止解除された車種【2024年1月21日追記】

  • ダイハツ グランマックス
  • トヨタ プロボックス
  • トヨタ タウンエース
  • マツダ ファミリアバン
  • マツダ ボンゴ

ダイハツの対応状況

新型ムーヴの投入見送り【2024年1月21日追記】

ダイハツは主力の軽自動車「ムーヴ」の新型車投入を当面、見送ることを明らかにしました。。一連の問題で開発・生産が停滞しているためということです。ダイハツは、本来2023年秋にムーヴの新型車を発売する計画でした。

キャストとピクシスジョイの2車種の計32万台をリコール【2024年1月25日追記】

  1. ダイハツ工業のリコール問題:ダイハツ工業が自動車の認証試験での不正に関連して、軽自動車「キャスト」とトヨタ自動車へのOEM供給車「ピクシスジョイ」の2車種、計約32万台のリコールを国土交通省に届け出ました。これは一連の不正問題で初のリコールとなります。
  2. 問題の詳細:昨年12月に公表された第三者委員会の調査報告書では、これらの車種が側面衝突した場合にドアロックがかかる可能性があることが明らかにされました。これにより、事故の際に乗員の救出に支障が出る恐れがあり、道路運送車両法の安全基準に適合しない可能性が指摘されていました。
  3. 生産期間:これらの車種は2015年から順次生産が開始され、昨年6月に生産が終了しています。
  4. SNSの反応:SNS上では「愛車のキャストに関してダイハツから一向に連絡も無い。自社の販売再開優先で既存顧客はないがしろにされていてたまったもんでない」「ダイハツの姿勢には呆れ返る」「アトレーはリコール対象じゃないけど、対象になったとしていつ対応してもらえるのかわからないし、対象にならないとしてそのまま乗っていていいのか不安だし、どっちもだなぁ」などとダイハツの対応への不満のコメントが多く寄せられています。

まとめ

ダイハツ工業は、必要な衝突試験を行わずに不正なデータを用いて国の認証を取得していたことが明らかになりました。この不正行為は1989年から続いており、64車種に及んでいたことが判明しました。これを受け、ダイハツは国内外の全車種の出荷を停止し、奥平社長は記者会見で謝罪しました。不正の具体的な内容は、衝突試験、排ガス、燃費試験の改ざんなどが含まれていました。第三者委員会は、不正の原因として過度な開発スケジュールや経営陣の責任を指摘し、再発防止策を提言しました。また、トヨタ自動車は、ダイハツの認証不正問題に全面的に協力する方針を示しました。

ユーザーの反応は、驚きや懸念の声が多く、他社への影響や不正行為に対する批判、リコールや対応に関する懸念が表明されました。国土交通省は、特に悪質な不正が確認された3車種の型式指定を取り消す方針を固め、ダイハツの組織体制の抜本的な改善を命じました。最近の対応として、ダイハツはキャストとピクシスジョイのリコールを行い、新型ムーヴの投入を見送ることを決定しました。

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